AirTagを利用しているiPhoneの機種変更をする場合

「iPhoneを機種変更したいけどAirTagはどう設定すればいいのだろう？」「Apple IDはそのままでいいの？」とお悩みの方も多いと思います。

この記事では、AirTagを利用しているiPhoneの機種変更時の注意点や操作方法について解説しています。

また、Apple IDを変更せずに使えるかどうかも説明していますので、ぜひ最後までお読みください。

AirTag対応のiPhone機種について

すでにiPhoneでAirTagに紐づいている方が、新しいiPhoneのシリーズに機種変更される場合は、AirTagをお使いいただくのに問題はございません。

ただし、iPhoneの「探す」アプリにある「正確な場所を見つける」機能は、新しい機種の一部のシリーズでは使えますが、他の機種では使えませんので、ご注意ください。

AirTagに対応しているかどうか、「正確な場所を見つける」機能が使えるかどうかは、以下の記事を参照してください。

AirTagのiPhone対応機種について

Apple IDはそのままでいいの？

機種変更時に別のApple IDを作成・利用する必要はありません。

機種変更前のApple IDを新機種でも引き続き使用する場合は、そのまま同じAirTagを使用することができます。

AirTagのデータはApple IDに紐づくため、iPhoneの新機種に限らず、異なるデバイスでも同じApple IDで利用することが可能です。

AirTagを利用しているiPhoneの機種変更をする

以下では、iPhoneの機種変更時に同じAirTagをそのまま使用するための正しい手順をご紹介します。

古い機種を譲渡・売却するのか、そうでないのかで操作方法が異なりますので、それぞれについて解説します。

古い機種を譲渡/売却しない場合

古い機種を譲渡/売却しない場合、旧機種の「探す」アプリから持ち物を削除（初期化）し、新機種で初期設定を行う方法をお勧めします。

旧機種でAirTagを初期化する

まず、旧機種でAirTagを初期化することをお勧めします。

まれにiPhoneの新機種にAirTagのデータが正常に接続されない場合があるからです。

旧機種の「探す」アプリから持ち物を削除（初期化）する方法については、以下の記事を参照してください。

AirTagの初期化（リセット）方法

新機種でAirTagを初期設定する

旧機種の初期化でAirTagの接続を解除した後、新機種とAirTagの初期設定を試してみてください。

AirTagの初期設定の手順については、以下の記事を参照してください。

AirTagの初期設定方法

古い機種を譲渡/売却する場合

iPhoneの古い機種を譲渡・売却する際は、AirTagの初期化を行わず、iPhoneの初期化を行えばOKです。その後、新しい機種でAirTagを初期設定してください。

iPhoneの初期化を行うと、すべてのデータが完全に消去され、すべての設定が初期値に戻ります。必要なデータはあらかじめバックアップしておいてください。

また、Apple IDを忘れないように、初期化前にあらかじめメモしておいてください。

旧機種のiPhoneを初期化する

古いiPhoneの機種を譲渡・売却する場合、まずは古いiPhoneの機種を初期化する必要があります。

詳細な手順については、以下のとおりです。

旧機種のiPhoneで、設定アプリを選択します。

一般を選択します。

転送またはiPhoneをリセットを選択します。

すべてのコンテンツと設定を消去を選択します。

続けるボタンをタップします。

iPhoneの6桁のパスコードを入力します。

iPhoneのデータがiCloudにアップロードされますので、数分待ちます。

Apple ID パスワードの画面が表示されました。

①Apple ID パスワードを入力し、②オフにするをタップします。

iPhoneを消去ボタンをタップすると、iPhoneの初期化が開始します。

この操作は元に戻すことができませんので、以降の操作を行う前にデータのバックアップをしっかり確認するようにしてください。

新機種でAirTagを初期設定する

旧機種のiPhoneを初期化した後、新機種とAirTagの初期設定を試してみてください。

AirTagの初期設定の手順については、以下の記事を参照してください。

AirTagの初期設定方法