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Macでアプリを強制終了する方法

この記事では、Macでアプリを強制終了する方法をご紹介します。

アプリケーションを使用していて突然反応しなくなってしまったり通常の方法で閉じることができなくなったりしてしまった場合には強制終了を行いましょう。

強制終了できない場合の対処法についてもご紹介していますので参考にしてみて下さい。

Macでアプリを強制終了する方法

アプリを強制終了するための基本的な方法をご紹介します。

Dockのアイコンを右クリックする

Dockの強制終了したいアイコンの上で右クリックします。アイコンの下の小さな黒い点はアプリケーションが起動していることを表しています。

終了を選択する

メニューが表示されます。終了を選択します。

アプリケーションが終了する

Dockの強制終了したアプリのアイコン(例:Safariのアイコン)を見て小さな黒い点が消えていれば、問題なく強制終了ができています。

ショートカットキーでアプリを強制終了する方法

ショートカットキーでアプリを強制終了する方法をご紹介します。

タスクマネージャーを使って強制終了する

Windowsではタスクマネージャーを開いてアプリを一覧で確認しながら強制終了することができます。

Macでもタスクマネージャーのような機能を使ってアプリを強制終了することが可能です。

Macでショートカットキーを使ってタスクマネージャーを起動し、アプリを強制終了する方法については以下の記事をご参照下さい。

Macのタスクマネージャーを使って強制終了する方法

最前面のアプリを強制終了する

Macでショートカットキーを使って最前面に表示されたアプリのみを強制終了する方法をご紹介します。

複数のウィンドウが重なって表示されている際にcommand + option + shift + escを押す

上の画像は、Finderアプリとメッセージアプリが起動している状態です。メッセージアプリが最前面にあります。

この状態で、command + option + shift + escを押します。

最前面のアプリだけ強制終了される

最前面のメッセージアプリのみが強制終了されました。

アクティビティモニタから強制終了する

Macのアクティビティモニタとは、アプリのプロセッサ、メモリ、ネットワークなどの使用状況に関する情報を一覧で表示する機能を指します。

アクティビティモニタからもアプリの強制終了が可能です。

方法の詳細は以下の通りです。

FInderを選択する

Finderを選択します。

ユーティリティを選択する

Finderダイアログボックスが表示されます。

アプリケーション、②ユーティリティの順に選択します。

アクティビティモニタを選択する

ユーティリティダイアログボックスが表示されます。

アクティビティモニタを選択します。

強制終了したいアプリを選択して停止ボタンを押す

アクティビティモニタダイアログボックスが表示されます。

強制終了したいアプリ(例:Safari)を選択して、②停止ボタンを押します。

強制終了ボタンを押す

このプロセスを終了してもよろしいですか?という確認画面が表示されます。

強制終了ボタンを押します。

アプリケーションが終了する

これで、アクティビティモニタを使ってアプリケーションを強制終了できました。

画面下部のDockを確認して、強制終了したアプリケーションのアイコンの下に小さな黒い点が表示されていなければ問題なく強制終了できています。

エクセルを強制終了する

Macでエクセルを強制終了したい場合も、他のアプリケーションを強制終了する場合と同じ方法で行えます。

上記「Macでアプリを強制終了する方法」セクションや、「ショートカットキーでアプリケーションを強制終了する」セクションを参考にしてみてください。

アプリケーションが強制終了できない場合

上記のどの方法を試してもアプリケーションが強制終了できない場合は、ターミナルからコマンドを使って強制終了してみましょう。

今回はターミナルを使ってSafariアプリを強制終了してみます。

FInderを選択する

Finderを選択します。

ユーティリティを選択する

Finderダイアログボックスが表示されます。

アプリケーション、②ユーティリティの順に選択します。

ターミナルを選択する

ユーティリティダイアログボックスが表示されます。

ターミナルを選択します。

topと入力してreturnを押す

ターミナルダイアログボックスが表示されます。

「top」と入力し、returnを押します。

Process IDを確認する

実行中のプロセスが一覧で表示されます。

強制終了したいアプリケーション名(例:Safari)を左から2列目の「COMMAND」から探して、アプリ名の左にある「PID(Process ID)」を確認してメモしておきます。

今回はSafariアプリを強制終了するので、赤い矢印で示した「2145」がPIDになります。

killとProcess IDを入力する

ターミナルを再度開いて、プロセスを終了するコマンドである「killコマンド」と先ほどメモしたPIDを入力します。

「kill 2145」と入力し、returnを押します。

「kill 2145」は「2145(Safariアプリ)のプロセスを終了する」という意味のコマンドですので、他のアプリを強制終了したい場合は「2145」の部分に他のPIDを入力しましょう。

アプリケーションが終了する

これで、ターミナルを使ってアプリケーションを強制終了できました。

画面下部のDockを確認して、強制終了したアプリケーションのアイコンの下に小さな黒い点が表示されていなければ問題なく強制終了できています。

本記事では、以下のデバイスを使用して検証しています。他の環境では再現できない可能性がありますのでご了承ください。

  • MacBook Pro (13-inch, 2017) macOS 12.4