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Macの外付けキーボードについて

この記事では、Macの外付けキーボードについての情報をまとめてご紹介します。

Macで使えるWindows用のキーボードや、外付けキーボードの設定方法などについてご紹介しています。

外付けキーボードをMacが認識しない場合の対処法についてもご紹介していますので参考にしてください。

Macのおすすめ外付けキーボード

おすすめのMac用外付けキーボードについてご紹介します。

USBで接続する外付けキーボード

Appleで販売されているMagic Keyboard はBluetooth接続が可能ですが、USB接続を行うこともできます。

以下の記事では、Magic KeyboardでUSB接続を行う方法について、また有線接続ができない場合の対処法についてご紹介しています。

その他のおすすめのUSB接続キーボードについてもご紹介していますので参考にしてみてください。

Macの有線キーボードについて

Macで利用するWindows用外付けキーボード

キーボードの中にはMacでもWindowsでも使用可能なキーボードもあります。

両方に対応するキーボードを持っておくと、様々な場面で使用することができるため大変便利です。

以下の記事では、MacでもWindowsでも使用できるおすすめのキーボードをご紹介しています。

MacとWindowsの両対応(兼用)キーボードについて

外付けキーボードの設定

外付けキーボードを使用する際の設定についてご紹介します。

日本語入力ソースに切り替える

キーボードは、流通している国の規格に合わせて販売されています。

代表的な規格は「JIS配列」と「US配列」と「UK配列」です。

JIS配列は日本、US配列はアメリカ、UK配列はイギリスの入力規格に合ったキー配列が採用されています。

US配列やUK配列のキーボードであっても日本語入力ソースに切り替えて、日本語を入力することが可能です。

各配列の日本語入力ソースへの切り替え方法については以下の記事をご参照ください。

Macキーボードの日本語入力切り替え方法

ファンクションキーの割り当て

ファンクションキーについて

ファンクションキーとは上の画像の赤い枠で囲った部分を指します。

テンキーなしのキーボードの場合はF1からF12まで、テンキーありのキーボードの場合はF1からF19までのファンクションキーが搭載されています。

通常、F1からF12までのファンクションキーには以下のような操作が割り当てられています。

キー機能
F1ディスプレイを暗くする
F2ディスプレイを明るくする
F3Mission Controlを開く
F4Launchpadを開く
F5キーボードのバックライトを暗くする
F6キーボードのバックライトを明るくする
F7前の曲にも戻す
F8音楽を一時停止/再生する
F9次の曲に進む
F10ミュート
F11音声を小さくする
F12音声を大きくする

ただし、どんな操作が割り当てられているかはキーボードによって異なります。

操作が割り当てられていない

例えば、上の画像の外付けキーボードではF5キーとF6キーが空白になっています。

本来F5キーとF6キーであればキーボードのバックライトに関する操作が割り当てられていますが、上の画像のキーボードにはバックライトが搭載されていないため空白になっています。

このようにキーボードの種類やどんな機能が搭載されているかによって、ファンクションキーの割り当ては異なりますのでご注意ください。

内蔵キーボードがJISで外付けキーボードがUSの場合

USキーボードとJISキーボードを一緒に使用する

上の画像は、JIS配列のMacBook ProとUS配列のMagic Keyboardを並べた場合の画像です。

キー配列は、新しいキーボードを接続した際に起動する「キーボード設定アシスタント」という機能で切り替えることが出来るため、例えば「JIS配列搭載のMacに外付けのUS配列のキーボードを接続する」といった使い方も可能です。

ただし、「キーボード設定アシスタント」はMacによって起動しない場合があるようです。

「キーボード設定アシスタント」が起動しない場合は、以下の記事「キー配列(JIS/US)を切り替える」セクションを参考にしてみてください。

MacのJIS(日本語)配列キーボードについて

外付けキーボードが認識しない・反応しない場合

外付けキーボードが認識しない、反応しないといった不具合発生した場合の対処法についてご紹介します。

キーボードを再起動/再接続する

まずは、お使いのキーボードを再起動/再接続してみましょう。不具合が改善する可能性があります。

有線キーボードの場合はケーブルの抜き差しを行ってみてください。

Bluetoothキーボードをお使いの場合は、以下の記事「キーボードを再起動する方法」セクションを参考にキーボードを接続しなおしてみましょう。

Macのキーボードを起動する方法(再起動も)

電池残量を確認する

外付けキーボードをMacに繋げたのにキーを押しても認識されないという場合は、キーボードの電池残量が少なくなっている可能性があります。

以下ではキーボードの電池残量を確認する方法をご紹介します。

システム環境設定を選択する

外付けキーボードを接続した状態で、①メニューバーのアップルメニュー、②システム環境設定の順に選択します。

キーボードを選択する

システム環境設定ダイアログボックスが表示されます。

キーボードを選択します。

電池残量が確認できる

キーボードダイアログボックスが表示されます。

画面左下に赤い矢印で示したように、「キーボードの電池残量」が表示されます。

電池残量が少なくなっている場合は、充電を行うことでキーボードが認識される可能性があります。

他の機器とキーボードが接続されていないか確認する

外付けキーボードの認識が正しく行われない場合、該当のキーボードが他の機器と接続されていることが原因である可能性があります。

一つのキーボードをMacやiPad等、複数のデバイスに接続して使用している場合は、他の機器とキーボードが接続されていないかを確認しましょう。

他の機器とキーボードが接続されている場合は、接続を解除してから再度Macに繋いでみてください。

メディア取り出しキーやCaps Lockキーを押している場合

メディア取り出しキーとCaps Lockキーについて

メディア取り出しキーとCaps Lockキーを押しても反応しない場合は長押しをしてみましょう。

メディア取り出しキーとCaps Lockキーは誤操作防止のためにキーが反応するまでにタイムラグが設けられている場合があります。

Caps Lockキーについて

特にCaps Lockキーは、キーに緑色のランプが搭載されていますので、ランプが緑色になるまで長押ししましょう。

スローキーやマウスキーをオフにする

Macには、キーを押してから操作が実行されるまでの時間を調節できる「スローキー」、キーボードをマウスの代わりとして使用できる「マウスキー」という機能が備わっています。

必要がないのにスローキーやマウスキーがオンになっていると、キーを長押しが必要になる、通常のテキスト入力ができなくなる等の状況が発生してしまいます。

スローキーやマウスキーがオンになっているか確認する方法や、オフにする方法については以下の記事「スローキーやマウスキーがオンになっていないか確認する」セクションをご参照ください。

Macでショートカットが使えない場合

Appleに問い合わせる

上記の対処法を試しても改善しない場合は、キーボードの物理的な故障が考えられます。

アップルサポートにアクセスして、Apple IDでログイン後ご自身のキーボードを選択して問い合わせを行いましょう。

Apple製品以外のキーボードをお使いの場合は、販売店もしくはメーカーに問い合わせを行ってみてください。

本記事では、以下のデバイスを使用して検証しています。他の環境では再現できない可能性がありますのでご了承ください。

  • MacBook Pro (13-inch, 2017) macOS 12.5
  • Magic Keyboard