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Macのショートカットアプリの使い方

Macでは「ショートカット」アプリを使用して、任意の操作のショートカットを作成することができます。

この記事では、Macのショートカットアプリの使い方をご紹介します。

頻繁に繰り返す操作をショートカットアプリでショートカットにすることで、Macをさらに便利に使っていくことが出来ます。

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Macの「ショートカット」アプリはどこにある?

macOS Montereyであればデフォルトで搭載されているため、FinderのアプリケーションフォルダやLaunchpadから見つけることができます。

以下では一番簡単にショートカットアプリを開く方法であるSpotlight検索を使った方法をご紹介します。

command + スペースバーを押す

Macを起動して、command + スペースバーを押します。

ショートカットと入力する

Spotlightが起動します。

「ショートカット」と入力して、②候補の中からショートカットアプリを選択します。

ショートカットアプリが起動する

これでショートカットアプリが起動します。

Macのショートカットアプリのダウンロード方法

Macでショートカットアプリが使えるのはmacOS Montereyからになります。

macOS Montereyではデフォルトでショートカットアプリが搭載されているためダウンロードする必要はありません。

また、ダウンロードしたい場合はmacOSをアップデートもしくは初期化してmacOSをインストールします。以下で方法をご紹介します。

OSをアップデートする

macOS Monterey以前のOSをお使いの場合は、以下の方法でアップデートを行いましょう。

このMacについてを選択する

①メニューバーのアップルメニュー、②このMacについての順に選択します。

ソフトウェア・アップデートを選択する

このMacについてダイアログボックスが表示されます。

ソフトウェア・アップデートボタンを押します。

アップデートがある場合はアップデートを行う

ソフトウェア・アップデートダイアログボックスが表示されます。

今回は最新のOSでしたがアップデートがあればこの画面に表示されますので、画面の指示にしたがってアップデートを行いましょう。

初期化する

一旦Macをリセットした場合は、初期化することも可能です。

Macを完全に初期化してOSを再インストールする方法については以下の記事をご参照ください。

Macで完全初期化する方法

ショートカットアプリの使い方

以下ではショートカットアプリの使い方についてご紹介します。

ショートカットを作成する

ショートカットアプリを使って、ショートカットを作成する方法をご紹介します。今回は「ショートカットキーを使ってSafariアプリを起動する」というショートカットを作成する方法を例にあげます。

+ボタンを押す

ショートカットアプリを開いて、+ボタンを押します。

アクションをドラッグする

カテゴリ、②スクリプティングの順に選択し、③Appを開くを画面左側に向かってドラッグします。アクションは非常に細分化されていますので、見つけられない場合は検索バーに操作の内容などを入力して検索するのがおすすめです。

アプリをクリックする

次に、アクションに細かい設定を行っていきます。「Appを開く」で「App」を選択します。

アプリを選択する

プルダウンメニューからSafariアプリを選択します。

キーボードショートカットを追加する

ここまでで「Safariアプリを起動する」というショートカットを作成することができました。次にショートカットキーを設定します。①詳細を選択し、②「サービスメニュー」にチェックマークを入れて、③キーボードショートカットを追加ボタンを押します。

ショートカットキーを設定する

ショートカットキーを設定できる状態になるため、実際にキーボードを押してショートカットキーを設定します。今回はshift + command + O(オー)を設定しました。これでショートカットアプリでショートカットキーを作成することができました。

Safariが開く

試しに、作成したショートカットキーを使用してみましょう。先ほど設定したショートカットキー(例:shift + command + O)を押してSafariが起動したら問題なく設定が完了しています。

ショートカットをダウンロードする

ショートカットアプリではすでに作成されているショートカットをダウンロードして使用することも可能です。

以下ではショートカットをダウンロードして、ショートカットキーを設定する方法についてご紹介します。

ギャラリーを選択して任意のショートカットをダウンロードする

ショートカットアプリを起動して、①ギャラリーを選択し、②任意のショートカットの+ボタンを押します。

今回は「画面を2つのAppで分割」を選択しました。

ショートカットの設定を行う

ショートカットの詳細設定画面が表示されます。

今回はアプリの分割をダウンロードしたので、①分割するアプリ(例:Safari)、②もう一つの分割するアプリ(例:Microsoft Word)を選択して、③ショートカットを追加ボタンを押します。

設定内容は、選択したショートカットによって異なります。

ショートカットをダブルクリックする

これでショートカットをダウンロードすることができました。次に、ショートカットキーを設定します。

「すべてのショートカット」を選択し、②追加したショートカットをダブルクリックします。

サービスメニューにチェックマークを入れる

ショートカットの詳細画面が表示されます。

詳細を選択して、②サービスメニューにチェックマークを入れて、③キーボードショートカットを追加ボタンを押します。

ショートカットキーを設定する

ショートカットキーを設定できる状態になるため、実際にキーボードを押してショートカットキーを設定します。

今回はshift + command + O(オー)を設定しました。

これでダウンロードしたショートカットをショートカットキーで作動させることができるようになりました。

ショートカットが実行される

試しに、設定したショートカットキー(例:shift + command + O)を押すと、ショートカットが実行され2つのアプリで画面が分割されました。

他のショートカットをダウンロードした場合もこちらの手順で、設定することが可能です。

本記事では、以下のデバイスを使用して検証しています。他の環境では再現できない可能性がありますのでご了承ください。

  • MacBook Pro (13-inch, 2017) macOS 12.4