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MacとWindowsのキーボードの違い

MacとWindowsではキーの配列や名称などが異なります。

この記事では、MacとWindowsのキーボードの違いを解説しています。

Windows/Macにしか無いキーや、各キーの使い方についてもご紹介していますので参考にしてください。

MacとWindowsのキーボードの違い

MacとWindowsのキーボードの違いについては、各セクションをご覧ください。

ここでは、「Magic Keyboard(JIS)」と「Surface Laptop 3(JIS)」を使って、それぞれの違いを解説します。

キーの名称と役割の違い

Magic Keyboard

こちらは、Apple社が販売しているワイヤレスキーボード「Magic Keyboard」です。

control、commandなど、キーの名称は全て小文字で印字されています。

また、Macのキーボードは記号で印字されているキーがほとんどです。Macのキーを覚えるときは記号を元に覚えると便利です。

ファンクションキーについては、Mac、Windowsに限らずPC機種によって機能が異なるため、今回はまとめていません。

Surface

こちらは、Microsoft社が販売しているノートパソコン「Surface Laptop 3」のキーボードです。

赤い枠線で囲ってあるキーは、以下の表でまとめたキーです。各キーの使い方もまとめていますのでご覧ください。

MacWindows内容
deleteBackSpaceカーソル左側の文字を削除する
なしDelカーソル右側の文字を削除する
returnEnter改行または変換候補の確定
英数、かな半角/全角半角英数と日本語入力の切り替え
command(またはcontrol)Ctrl他キーと組み合わせてショートカット操作を行う
optionAlt主にショートカットキーとして用いられる
なしWindowsスタートメニューを表示する
なし無変換入力した文字を全角または半角のカタカナに変換する
spaceSpace、変換入力した文字を変換する
なしアプリケーションコンテキストメニューを表示する
なしカタカナ/ひらがな/ローマ字他キーと組み合わせて、カタカナ、ひらがな、ローマ字入力に切り替える

キーの配列の違い

Magic Keyboardのキーの配置

WindowsとMacのキーボードは一部キーの大きさが異なるため、同じ日本語配列(JIS)でも若干配列が違います。

Surfaceのキー配置

例えば、Magic Keyboardには「半角/全角」キーが無いため「1」キーが横に長くなっているというように細かい違いがあります。

基本的なキーの配列に違いはありませんので、Macにしか無いキーとWindowsにしか無いキーさえ覚えておけば問題ありません。

WindowsとMacのキーについては、上記「キーの名称と役割の違い」セクションでご紹介しています。

WindowsのキーボードをMac風にする

WindowsでMacのように「英数/かな」キーで入力方法を切り替えたいときは、標準IMEの設定を変更します。

IMEでキーのカスタマイズを行うことで、Windowsでも「無変換/変換」キーで英数とかなの切り替えができるようになります。

WindowsのキーボードをMac風にカスタマイズする方法については、以下の記事をご参照ください。

WindowsのキーボードをMac風にする方法

本記事では、以下のデバイスを使用して検証しています。他の環境では再現できない可能性がありますのでご了承ください。

  • Magic Keyboard 
  • Surface Laptop 3 Windows 11 21H2