• 公開日:
  • 更新日:

AirTagの位置情報の更新について

AirTagの位置情報の更新について疑問を持たれる方が多いです。何らかの理由で位置情報が更新されなかったり、更新が遅かったりすることにストレスを感じる方もいらっしゃいます。

この記事では、AirTagの位置情報が更新されない場合の仕組みと、位置情報の更新頻度について解説します。

位置情報の更新頻度が多い/少ないには理由がありますので、下記でしっかり確認してください。

AirTagの位置情報が更新されない仕組み

AirTagは、近くにある「探す」ネットワーク上のデバイス(iPhoneなど)にBluetooth信号を送信します。

デバイスはBluetooth信号を受信すると、AirTagの位置情報を暗号化してiCloudに送信します。

位置情報の更新

「探す 」アプリを開くと、Apple IDに紐づくAirTagの位置が地図上に表示されます。

そのため、AirTagの近く(約10m以内)に「探す」ネットワーク上の端末(iPhoneなど)が全くない場合、位置情報の更新がされません。

AirTagの位置情報の更新頻度

AirTagがiPhoneから10m以内にある場合、「正確な場所を見つける」という機能により、iPhoneからAirTagまでの距離が0.1メートル単位でリアルタイムに更新されます。

「正確な場所を見つける」機能の使い方や対応機種については、以下の記事を参照してください。

AirTagの正確な場所を見つける機能について

iPhoneからAirTagまでの距離が約10m以上の場合、AirTagの近くに「探す」ネットワーク上のデバイス(iPhoneなど)がないと、位置情報の更新がうまくいきません。

そのため、AirTagの近くに「探す」ネットワーク上のデバイス(iPhoneなど)がない場合、更新頻度が低くなります。

実際、人通りの少ない場所にあるAirTagの位置情報を確認したユーザーからは、「更新されていない」「更新が遅い」というレビューが散見されました。

人通りの多い場所にAirTagがあれば、誰かのiPhoneがAirTagのBluetooth信号を受信する確率が上がり、位置情報の更新が行われる可能性も高くなります。

位置情報の更新は、スムーズであれば1~5分程度で行われますが、上記のようにAirTag周辺のデバイスの環境によっては、それ以上の時間がかかる場合があります。

本記事では、以下のデバイスを使用して検証しています。他の環境では再現できない可能性がありますのでご了承ください。

  • iPhone 11 iOS 15.4.1
  • AirTag 1.0.291