Macのターミナルでフォルダを開く方法

Macのターミナルでフォルダを開く方法をご紹介します。

Terminalを開く

まずはターミナルを起動します。

Finderの「アプリケーション」をクリックして、「ユーティリティ」フォルダを開きます。

ターミナルを起動します。

もしくは、command + spaceを押してSpotlight検索を開き、「ターミナル」と入力してEnterを押すとターミナルが起動します。

ターミナル上でフォルダを開くには「cdコマンド」を使用します。

例えばホームフォルダにある「Documents（書類）」というフォルダを開きたい場合は、「cd ~/Documents」と入力します。

ここで、~はホームディレクトリを表し、/Documentsはフォルダへのパスを指定しています。

コマンドを入力した後Enterを押すと、指定したフォルダにターミナルで移動します。

タイトルバーに指定したフォルダの名前が表示されていれば、ターミナル上で正しく移動できています。

パスを入力中にTabキーを押すと、フォルダ名が自動補完されます。これにより長いディレクトリ名の入力ミスを減らし時間を節約できます。

例えば「cd」と半角スペースを入力して、optionキーを押します。

デフォルトでは「ホームフォルダ」がターミナル上で開いている状態であるため、候補としてホームフォルダ内のフォルダが表示されています。

このように入力中に適宜optionキーを押すことで、入力候補が表示されます。

現在のフォルダの親ディレクトリ（一つ上のフォルダ）に移動するには、「cd ..」と入力してEnterを押します

ダウンロードフォルダの一つ上のフォルダであるホームフォルダが開きました。

ターミナル上で特定のフォルダを開いていて、ホームディレクトリに素早く戻りたい場合は、「cd」または「cd ~」と入力してEnterを押します。

Terminalで特定の場所にいて、そのフォルダをFinderで開きたい場合は「open .」と入力し、Enterを押します。

ここで、.（ドット）は現在のディレクトリを表します。

試しに書類（ドキュメント）フォルダにいる状態で、「open .」と入力します。

書類（ドキュメント）フォルダが表示されました。

これらのコマンドとヒントを使えば、MacのTerminalから効率的にフォルダへの移動と管理が行えます。