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Macで単語登録するショートカットキー

Macで頻繁に使用する単語や文章がある場合は、単語登録を行うと入力の作業がスムーズになります。

この記事では、Macで単語登録するショートカットキーをご紹介します。

ショートカットキーを使って単語登録を行って、Macの日本語入力システムをより使いやすくしていきましょう。

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Macで単語登録するショートカットキー

今回は、Macにデフォルトで搭載されている文字入力ソフトと無料で使用できる「Google 日本語入力」で単語登録をするためのショートカットキーをご紹介します。

デフォルトの入力システムで単語登録する

Macにデフォルトで備わっている日本語入力システムでは、単語登録をするためのショートカットキーが設定されていません。

以下の方法でショートカットキーを作成・設定しましょう。

Finderを開く

Finderを選択します。

Automatorを開く

Finderダイアログボックスが表示されます。

アプリケーション、②Automatorの順に選択します。

新規書類ボタンを押す

Automatorが起動します。

新規書類ボタンを押します。

クイックアクションを選択する

「書類の種類を選択してください」というメッセージのダイアログボックスが表示されます。

クイックアクションを選択し、②選択ボタンを押します。

AppleScriptを選択する

クイックアクションの設定画面が表示されます。

①アクションの検索ボックスに「Apple」と入力してreturnを押します。

「AppleScriptを実行」という項目を画面右側のワークフロー作成画面にドラッグします。

コードを貼り付ける

以下のコードをコピーアンドペーストで貼り付けます。あらかじめ入力してあるコードは削除してから貼り付けましょう。

tell application "System Preferences" reveal anchor "Text" of pane id "com.apple.preference.keyboard" activateend tell

▶ボタンを押して、コードを実行してみます。

実行してみる

上の画像と同じようにキーボードのユーザ辞書ダイアログボックスが表示されれば、コードが問題なく実行できています。

command + Sを押す

Automatorダイアログボックスに戻ります。

クイックアクションを保存するために、command + Sを押します。

名前を付けて保存する

名前を付けて保存のダイアログボックスが表示されます。

任意の名前(例:単語登録を起動)を入力し、②保存ボタンを押します。

これで単語登録を起動するクイックアクションが作成できたので、次にショートカットキーの設定を行います。

システム環境設定を選択する

①メニューバーのアップルメニュー、②システム環境設定の順に選択します。

キーボードを選択する

システム環境設定ダイアログボックスが表示されます。

キーボードを選択します。

ショートカットを追加する

キーボードダイアログボックスが表示されます。

ショートカット、②サービスの順に選択し、③先ほど作成した「単語登録を起動」のクイックアクションにチェックマークを入れます。

ショートカットを追加ボタンを押します。

キーボードで設定したいショートカットキーを押す

ショートカットキーを設定できる状態になるため、実際にキーボードを押してキーの組み合わせを設定します。

今回はshift + command + Tを設定しました。

これで単語登録のショートカットキーの設定は完了です。

設定したショートカットキーを押す

実際に単語登録の画面を起動してみましょう。

メモアプリなど文字入力が出来る画面を開いて、先ほど設定したショートカットキー(例:shift + command + T)を押します。

単語登録する

上の画像と同じキーボードダイアログボックスが表示されれば、問題なく設定が出来ています。

単語登録を行いましょう。今回は、「日本語入力ソフト」という単語を「にほんご」という読みで登録します。

「入力」の欄をダブルクリックして、登録したい単語の「読み(例:にほんご)」を入力します。

「変換」の欄をダブルクリックして、登録したい単語の「表記(例:日本語入力ソフト)」を入力します。

これで単語登録が完了しました。

変換候補に表示される

メモアプリなどを起動して「にほんご」と入力すると、変換候補に登録した「日本語入力ソフト」の単語が表示されます。

Google 日本語入力で単語登録する

Google 日本語入力で、ショートカットキーを使って単語登録の画面を起動させたい場合は以下の方法でショートカットキーを設定しましょう。

Google日本語入力の環境設定を開く

Google 日本語入力を選択している状態で、①メニューバーの入力モード、②環境設定の順に選択します。

編集ボタンを押す

Google 日本語入力 環境設定ダイアログボックスが表示されます。

一般を選択して、②編集ボタンを押します。

エントリーを追加ボタンを押す

Google 日本語入力 キー設定ダイアログボックスが表示されます。

画面左下の編集ボタンを押して、②エントリーを追加を選択します。

入力文字なしを選択する

新しい項目が追加されました。

モードで「入力文字なし」を選択します。

入力キーの欄をダブルクリックする

入力キーの空欄になっている部分をダブルクリックします。

任意のショートカットキーを設定する

Google 日本語入力 キーバインディング 設定ダイアログボックスが表示されます。

①「割り当てるキーの入力」で、実際にキーボードを押してショートカットキーを設定します。今回はcontrol + Tを設定しました。

OKボタンを押します。

単語登録を起動を選択する

Google 日本語入力 キー設定ダイアログボックスに戻ります。

コマンドで「単語登録を起動」を選択して、②OKボタンを押します。

適用ボタンとOKボタンを押す

Google 日本語入力 環境設定ダイアログボックスが表示されます。

適用ボタン、②OKボタンの順に押すと、設定は完了です。

設定したショートカットキーを押す

実際に単語登録の画面を起動してみましょう。

メモアプリなど文字入力が出来る画面を開いて、先ほど設定したショートカットキー(例:control + T)を押します。

単語登録する

Google 日本語入力 単語登録ダイアログボックスが表示されれば、問題なく設定が出来ています。

単語登録を行いましょう。今回は、「日本語入力ソフト」という単語を「にほんご」という読みで登録します。

「単語」に登録したい単語の「表記(例:日本語入力ソフト)」を入力します。

「よみ」に登録したい単語の「読み(例:にほんご)」を入力します。

OKボタンを押します。

これで単語登録が完了しました。

変換候補に表示される

メモアプリなどを起動して「にほんご」と入力すると、変換候補に登録した「日本語入力ソフト」の単語が表示されます。

本記事では、以下のデバイスを使用して検証しています。他の環境では再現できない可能性がありますのでご了承ください。

  • MacBook Pro (13-inch, 2017) macOS 12.4